どうも、「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントの運営と、親子オンラインスクール『cocowith』の共同代表をしているジーコです。
現在(2021年)、小中学生の不登校数は約20万人おり、いつだれが不登校になってもおかしくない状況です。
そこで今回は、不登校経験者・保護者に「不登校になる前に知りたかったこと」についてのアンケートを実施しました。
今回の記事は、「うちの子が不登校になんてなるはずがない」と思っているあなたにこそ読んでもらいたい記事です。
例え我が子が不登校にならなかったとしても、知っていて損はないことですし、もし周りに不登校で悩んでいるお友達がいたら是非、教えてあげてください。
それでは、是非、最後まで読んで下さい。
不登校になる前に知りたかったこと・知っていてよかったことアンケート
今回もTwitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」で以下のようなアンケートを取りました。
【急募】
不登校経験者・保護者にお聞きします。不登校になる前から『これを知っておきたかった』『これを知ってて良かった』と思うことを教えてください。
リプ欄にコメントをお願いします。#RT希望
— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) April 22, 2021
すると、不登校になる前から知りたかったことについて不登校経験者・保護者の方から多くのコメントを頂きました。回答いただいた皆様、ありがとうございます。
いくつかピックアップしてご紹介いたします。
不登校になる前に知りたかったこと・知っていてよかったこと回答
→やってしまいました。その後、本やネットを見たり、自力で不登校の親の会を見つけ、当事者の生の声を聞いて、子どもとの接し方を少しずつ理解できるようになりました。不安や焦りの気持ちが全て消えたわけではないですが、以前より楽にはなりました😓
— 豆乳
☘️子どもには『休む権利』や『学ぶ場所・学び方を選ぶ権利』があること。
☘️学校が合わない背景に、ASDやADHD、学習障害などを有している場合があること。
☘️高校以降は通信制やサポート校など様々な選択肢があること。
— ねこ嫁 (@abgiysgtsns_d) April 24, 2021
不登校になると、親のメンタルがやられるので、その前に相談できる場所、人を確保しておく事。
うちの市は不登校用の学習出来るところがあったので、行けなくなる前に調べをつけていた(誰も教えてくれない)メンタルは学校に子を送っていたら、親の私が吐いたことも…💦子に、うわあ!と引かれた😅
— みぃサー (@mi_chakapoko) April 22, 2021
•不安にならなくても、進路は多様にあること
•不登校を選んだことは、悪いことではなくて、ひとつの選択にすぎないこと
•不登校だからと自信を失ったり、自己肯定感を低くする必要はないこと— 🌸YOSHIMI🌸 (@_YoShiMilleRina) April 22, 2021
知っておきたかった→通信制高校の存在。不登校になってまず心配したのが高校への進学のこと。迷ってしまうほどあるとは知らなかった!学校に一人通信制に詳しい先生を置いてもらえるともっと情報をもらえる。
知ってて良かった→クラスに何人かは不登校で稀なケースではないこと。— びわ (@Na5CZH6GIS2fx3z) April 22, 2021
先に知っておきたかったことは給食を止めれること。
知らずに7ヶ月分は支払ってた(´;ω;`)不登校の相談は担任の先生では無理だったこと。
— naotunkon (@n03tun7) April 24, 2021
学校に無理に行かなくてもどうにかなること。
保護者の会の存在。
学校の先生は不登校のプロではないこと。
— ake_mi
これを知って良かった&知っておきたかった→教育機会確保法が平成28年にできていたこと。
ただ、先生も知らない人が多く登校を最終目的に設定してる。— 菊にゃん (@kikuhima) April 23, 2021
たまたまLITALICOのメルマガで読んで知っててよかったこと⇨「教育機械確保法」
不登校児の目標が、学校復帰ではなく自立直結であること。もっと早く知りたかったこと⇨検索ワードは「不登校」ではなく「ホームスクーリング」でググるべし!!!
— teru.ko (@Tdkn3z9O7r2Njd4) April 23, 2021
「起立性調節障害」みたいに自分ではどうしようもできないことがあることです。
だから、怠けとか自分を責めないでほしいことです。
誰でも人生の中で、何処かでは躓くことがあって、それが人より少し早かっただけで、独りじゃないってことです。— Rabbit A (@RabbitA42222839) April 22, 2021
知っておきたかったのは、
幼い時の検診で何も疑われなくても、HSCや発達障害であるかもしれないこと。HSCという気質がある事自体、知らなかった。
時には叩いたりして厳しく躾けしなくても、話をじっくり聞いてあげて何かができなくても、周りと比べず生きていった方が良かったこと。— ふーーー (@Mayu19RYYY) April 24, 2021
この他にもたくさんのコメントをいただいたので、是非、コチラから参考にしてみてください。
子どもが不登校になる前に知っておきたかったことまとめ
・教育機会確保法について(学校は休むことは認められている)
・HSC(超敏感の子)や発達障害・学習障害について学ぶ
・義務教育とは「子どもが学校に行く義務」ではない
・子どもには自分に合った場所・方法で学ぶ権利がある
・通信制高校などには興味深い高校がたくさんあるということ
・フリースクールなどの学校以外の学び場をあらかじめ調べておく
・学校の先生が不登校対応のプロではないということ
・相談場所をたくさん持っておくこと
・基本的に学校側は情報を教えてくれない(知らない)
・フリースクールの月謝は安くない
・不登校は誰がなってもおかしくない
・原因は様々(本人も分からない場合がある)
・学校に無理やり行かせようとしてはいけない
・学校に行くことは目的ではなく、手段である
・起立性調節障害(朝起きれない病気)は甘えではない
・学校に行く日だけ連絡すればいいように決めておく
・給食費や教材費などは止めることができる
・学校が信用できる場所とは必ずしも言えないこと
・放課後等デイサービスの存在
・フリースクールやオンライン教材でも出席扱いにできること
・ホームスクーリングという学び方もあること
・「学校に行きたくない」と正直に言える親子関係を作っておくこと
ここに書かれていることで知らなかったことがあれば是非、更に詳しく調べてみて下さい。
上記にもあるように基本的には学校からはほとんど不登校に関する情報を得ることはできません。
自分で調べて教育に関する知識や学び場・居場所の選択肢を増やしていきましょう。
そして、自分で教育を主体的に選んでいきましょう。
まとめ
今回は不登校経験者・保護者に「不登校になる前に知りたかったこと」についてのアンケートを実施し、「子どもが不登校になる前に親にできること」について考えてみました。
改めて言いますが、今はいつだれが不登校になるか分かりません。
そのときに焦らないためにも今から調べておきましょう。
この記事が「不登校なんて関係ない」と思っている人に届くようにシェアしていただけると嬉しいです。
\合わせて読みたい記事/
-
-
子どもに「学校に行きたくない」と言われたらどうしたらいい?【不登校経験者・保護者に聞いた対応・声かけ方法】
どうも、「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントの運営と、親子オンラインスクール『cocowith』の共同代表をしているジーコです。 現在、小中学生の不登校 ...
✅無学年式教材すらら
不登校の子の学校の出席扱いにも対応しているネット教材。学年にとらわれずにどこからでも学び直したり、どんどん先に進んだりもできる「無学年方式」を導入している。
✅オンライン家庭教師 e-Live
小学1年~高校3年まで対応しているオンライン家庭教師。不登校専門の担当スタッフが個別でサポート。
✅ゲームの家庭教師『ゲムトレ』
eスポーツをプロのゲームトレーナーから学ぶ習い事。ゲームを通じて脳を鍛えたり、コミュニケーション能力を高める教育プログラム。
✅タブレット型通信教材『スマイルゼミ』
幼児から中学生まで対応したペンで書いて学べるタブレット教材。各学校の教科書に合わせた内容のコンテンツで学習できる。
✅親子オンラインスクールcocowith
親子で自立・自走を目指す新しい形の親子の学び場・居場所。3カ月間で保護者はコーチングを学び、子どもは選択肢を広げ、やりたいことを見つけていく独自カリキュラム。