どうも、元ラオスの青年海外協力隊のジーコ(@laolaos_koji)です。
ラオスの国民食の代表的な麺料理と言えば、何と言っても『カオピヤック(ເຂົ້າປຽກ)』です。
このカオピヤックは、「ラオス風うどん」とも呼ばれ、米粉をベースとした麺なのですが、ベトナムのフォーよりももちもちとした触感で、日本人の舌にも合うので、ラオスに来て初めてカオピヤック食べて病みつきになった日本人も多くいると思います!!
(※ぼくもその一人。協力隊派遣中ほぼ毎日お昼ご飯はカオピアックでした。)
協力隊の任期終えて日本に帰ってきてもカオピヤックの味を恋しく思う日々を過ごしていました。
しかし、日本にはタイ(イサーン)料理屋さんはあってもラオス料理屋さんはほとんどありません。もちろん、カオピヤックをメニューとして置いているお店もほとんどありません。
なので、自分の家でカオピヤックを作ることにしました!!!!
今回は、その自家製カオピアックのレシピをご紹介したいと思います。
カオピヤックの材料・分量(2人前)
麺の材料・分量(2人前:大盛)
- 米粉200g
- タピオカ粉100g
- 片栗粉100g
今回は、タピオカ粉が100gしかなかったので、代用として片栗粉を使用しました。
ちなみにタピオカ粉はアマゾンでも買うことができます。
大体、米粉とタピオカ粉or片栗粉が『1:1』くらいで良さそうです。あとはお好みでモチモチ感を増したければタピオカ粉の割合を増やして調整してみてください。
※ちなみに、カオピヤックには、「カオピヤック・センノイ(細麺)」と「カオピアック・センニャイ(太麺)」と「カオピアック・カオ(おかゆ)」という3種類がありますが、今回作るのは、もちもち細麺のカオピヤック・センノイです。
スープの材料・分量
- 鶏肉 約300g ※今回はむね肉にしたけど何でもOK
- 長ネギ 1/2
- 人参 1/2 ※余ってたから入れた
- 大根 1/2
- 干し椎茸 1/2 ※ぼくのお気に入りカオピアック屋さんで入れてたので
- にんにく 適量
- しょうが 適量
- 塩 適量
- うまみ調味料 適量
《トッピング》 - 万能ねぎ 適量
- にんにくチップス 適量
- もやし 適量
- レモン(ライム) 適量
- パクチー 適量
今回は鶏ベースのスープでカオピアックを作ってみることにしました。出汁はお好みの野菜や肉を入れて自分でアレンジしてみてください。
カオピヤックの料理手順
①スープを作る
準備したカオピヤックのスープの材料を適当なサイズに切ります。
切った材料をお湯の入った鍋にぶち込んで、弱火で二時間ほど煮込みます。
煮えてきたら塩やうまみ調味などを入れて味を調えます。また鶏肉を取り出してトッピングに添えれるように食べやすいサイズに切っておきます。
②カオピヤックの麺を作る
スープを煮ている間にカオピヤックの肝とも言えるモチモチの麺を作っていきましょう!
1.米粉200g、タピオカ粉100g、片栗粉100gをボールに入れる
2.熱湯400mlを入れてすぐに混ぜ合わせる。
※熱湯なので気を付けて下さい。最初は箸などで混ぜて、その後、手でコネていきます。「心頭滅却すれば火もまた涼し」修行だと思いながら混ぜ合わせましょう。
10分間くらいコネているとこんな風な滑らか生地になります。⇩
この時点でもかなりモチモチしています。
3.生地を伸ばす
まな板に打ち粉(米粉)をふって、めん棒を使って生地を平らに伸ばしていきます(5mmくらいになるまで)。
4.生地を切る
生地を薄く伸ばせたら、もう1度打ち粉をふってから生地をたたんで、包丁で切っていきます。
※しっかりと打ち粉をふっておかないと生地同士がくっついてしまいます。
5.麺を茹でる
麺を鍋に入れて3分ほど茹でます。※麺の太さによって茹で時間を調整してください。
③麺とスープを合わせて盛り付ける
麺が茹で上がったら、麺をどんぶりに入れ、そして、スープを入れましょう!
一口大に切った鶏肉、万能ねぎ、パクチー、にんにくチップスを盛り付けて、自家製カオピヤックの完成です!
最後に、トッピングのもやしとレモンを小皿におけば、更にラオスっぽくなります。
さてさて、肝心の味は、、、めっちゃ美味しかったです!!
セープライライのラオスでした!!
カオピヤックの麺のもちもち感もちゃんと再現できていました。
是非、皆さんもご家庭でカオピヤックを作ってみてください。
案外簡単に作れます!!
ぼくはしばらくカオピヤック作りにハマりそうです(笑)