どうも、「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントで不登校問題を中心に発信活動をしているジーコです。
自分の子供が不登校になったばかりのとき、「不登校になって将来、ちゃんと生きていけるのだろうか?」と未来が見えなくて不安で胸が苦しいときがあると思います。
しかし、不登校なることは本当に悪いことばかりなのでしょうか?
そこで今回は、不登校経験者に「不登校になって良かったと思うこと」について聞いてみました。
不登校を経験して良かったと思っているかアンケート
今回もぼくが運営するTwitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」でアンケートを取り、以下のような結果となりました。
【急募】
不登校経験者及びその保護者に聞きます。『不登校を経験して良かったと思いますか?』
また、どんなことが良かったと思えるのでしょうか?
リプ欄にコメントをよろしくお願い致します。#RT希望— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) February 24, 2020
1117票のうち閲覧用の票数を抜かすと『良かったと思える』が 36.2%で404票、『思えない』が23.4%で261票。
『良かったと思える』と『思えない』2つだけで割合を出すと『良かったと思える』が約61%、『思えない』が約39%となりました。
つまり、不登校経験者の6割の人が不登校を経験して良かったと考えているということです。
それでは具体的にどんなことに対して良かったと思っているのか経験者の考えをいくつか見てみましょう。
不登校を経験して良かったと思う理由
不登校を選ばなかったら、もっと辛い事になっていたかもしれません。
この道を選ばなければ、子供との向き合いかたも違ったと思うし、
いい出会いが沢山ありました。散々、二人で悩みましたが、私はこれで良かったと思ってます。
— 紺と睡 (@kontosui) February 24, 2020
心からよかったと思っています。
自分がいかに「常識」とされていることに、がんじがらめになっているか、いかに狭い世界で生きていたか、よく分かりました。「嫌なところには行かない」と、素直に反応した子どもたちに感謝です😊— いがらしまやこ (@mayakoigarashi) February 25, 2020
一番本人に合った進路を選択することができたこと。
(自分を生きている自慢の息子です!)
親自身の未熟さに気づかされた(親自身が成長できた)こと。
家族がまとまるキッカケとなったこと。
本人の心の傷は消えないかもしれないけど、つらい経験をした以上に得たものの方が大きいと思う。— こころの宇宙 ~不登校から学ぶ自分軸~ (@cocoro_uchu) February 24, 2020
①人生の早いうちに努力や辛抱ではどうにもならない局面があることを知れたこと。
②自分で実践しながら学ぶ力をつけたこと。
③自分の子が「学校に行きたくない…」と言い出した時に「しゃーないな」と受け入れられたこと。— さいとうみかこ(うらべっち)@弘前住みブロガー (@urabetti) February 24, 2020
世の中の弱い立場の人に少しは寄り添えるようになったと思う。
人から与えられたものでなく自分の価値観を考えるようになった。そして何事にも誰にも縛られず自分らしく生きようと思うようになった。— しろくま (@upup_Smile) February 24, 2020
当時は本当に辛くて仕方がありませんでしたが、今は不登校になってよかったと心から思います。
不登校になってから自分を見つめ直したり他の子が出来ないような経験をたくさんしたりして大きく成長出来ました。
不登校になったからこそ今の自分がいます。
— 笑廻⛩新撰組LOVE (@sinsenlove0505) February 24, 2020
子供が不登校になり
やっぱり苦しいです…
でもここで子供と本気で向き合う経験は必要な作業であり、
家族のあり方について考えるキッカケになりました。
教育システムにも、もっと見直しが必要だということも実感しました。— kurumi (@kurumi63799295) February 25, 2020
あのまま無理をさせて行ったら、娘が壊れてしまっていたと思うから。世間体や周りの目より、大切であり守るべきは娘なので。
— 美夜(みや)🌱 (@miya3888mm) February 24, 2020
以上、この他にもたくさんの意見が寄せられたので、こちらから読んでみてください。
まとめ
実際、「不登校を経験して良かったと思いますか?」と聞かれて、
「良かったと思える」という答えを出すのは、そんなに簡単なことではなかったと思います。
「良かったと思える」の中にも多くの悩みや苦しみがあったはずです。
しかし、「良かったと思える」までの過程にたくさんの学びがあったのではないかと思います。
ただ、やはり、苦しみや悲しみは少ないに越したことはありません。
学校以外の選択肢が増えて『学校に行かないこと』が当たり前の選択肢の1つとなればと思います。
そういった社会にしていきたいですね。
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