どうも、「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントで不登校を中心に発信活動をしているジーコです。
卒業シーズン、小学6年生や中学3年生の不登校の子は「『卒業式』をどうしようか?」と悩む子も少なくないと思います。
そこで、よりよく卒業を迎えることができるように、今回は不登校経験者に卒業式に関するアンケートを取ってみることにしました。
不登校で卒業式をどうすれば良いか悩んでいる方の参考になればと思います。
不登校の卒業式に関するアンケート
今回もTwitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」で以下のようなアンケートを取りました。
【急募】
不登校経験者およびその保護者にお聞きいたします。『学校の卒業式はどうしましたか??』
よろしければ詳細をコメント欄にお願いします。#RT希望
— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) February 22, 2020
その結果、823の投票があり、『卒業証書だけもらいにいった』33.2%が最も多い結果となりました。
しかし、このアンケートは不登校当事者でない人も投票していると思われるので、この数値にはそこまで注目する必要はないでしょう。また、どの選択肢が正しいということでもないので、参考程度に思ってください。
それよりも、このアンケートのコメント欄に寄せられた不登校経験者の体験談の方が大切だと思うので、いくつかご紹介したいと思います。
不登校の卒業式に関するエピソード
欠席を伝えていましたが証書を渡したいとの事で午後に受け取りに行ったら
来賓も揃ったミニ卒業式で、本人連れてかないでほんとに良かったです。
そこに心の交流がある訳ではなくきちんとやってあげた的な学校側の自己満足だったんでしょうね。
不意打ち、ほんとにやめて欲しいです。— 桜もち (@2skhZxg5nzf3cA8) February 23, 2020
長男の中学は不登校の子供と家族だけの卒業式を午後に設けてくれた(参加6家族)ので、気持ちを聞いてそれに参加しました。先生達の校歌、校長の短い挨拶と証書をもらう程度。
個別もOKで友達は校長室で卒業証書をもらってました。
次男の小学校は教室で。友達ともお別れできました。— 🥚キンド🥚 (@yukaspy007) February 23, 2020
小学校も中学校も校長室で校長と数人の先生がいる中、卒業証書を受け取りました。
本当はそれすらしたくなかったけど学校側がすっきりしたかった感じです。
本人も私も何の思い入れもないし卒業証書なんてもう見ることもないので郵送でもよかったと思います。— mocha(˙◁˙)もか
私の場合は、午後にある不登校の子たちのための卒業式とは別に教室で担任の先生ともう1人信頼してた先生とお母さんの4人で卒業式をしてもらいました。みんなとは違った形だったけれど、すごく嬉しかったのを覚えています。
— こころ
対面が無理、という希望にこたえて、黒板にメッセージと似顔絵を描いてくださり、娘はその横に自分の似顔絵を描いてありがとうを伝えました。
— 晃N (@N84448130) February 23, 2020
貫きたい…と。
卒業証書は後日、私が取りに行く約束でしたが、私が仕事で不在中に突然主任と担任が訪問、玄関先で卒業証書を読み上げられ、本人に渡されました。
先生達が帰った玄関先で、そんなサプライズいらない…と静かに泣いたようです。苦しんでいる時には何も動いてくれなかったのにと。
— まん丸 (@ayczQw9tGbkSUG3) February 23, 2020
思い返せば卒業式に出るかという問いに即答で、出ないがこういうことをやりたいと担任に話し、相当の期間を経て許可された模様。これでなければ行かないし、卒業証書郵送でいいからって言ったんだよね。良い先生方だった。
— twice ex (@tomooo201) February 22, 2020
以上、この他にもたくさんの経験談をいただいたので、こちらから読んでみてください
まとめ
今回は不登校の卒業式についてアンケートをまとめました。
皆さんのコメントを読んで、改めて『子ども(本人)がどうしたいか?』が1番重要だということがわかりました。
卒業式に出席するしないで人生に大きな影響があるわけではありません。
なので、大切なことは卒業式に出るか出ないかではなく、卒業式を如何に悪い思い出・トラウマにしないかだと思います。
そのためにも保護者や学校のエゴを押し付けるのではなく、子どもの本人の意思を尊重にしてもらえばと思います。
\合わせて読みたい記事/