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子どもが不登校になったら最初にどこへ相談しに行けば良いのか?【不登校当事者アンケート】

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どうも、「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントで不登校を中心に発信をしているジーコです。

 

小中学校の不登校は今、全国で約20万人(2021年)。

また、中学校の不登校と不登校予備軍を合わせる44万人(中学生の8人に1人)にいると言われています。

つまり、現代において不登校はいつ誰がなってもおかしくない状況です。

 

しかし、過去のアンケート結果より、半数以上が予期せぬ不登校だったりします。

 

そして、いざ自分の子が不登校になった時、どうやって対応すればいいか分からず、暗中模索で苦しんだという方を多く見てきました。

そこで、今回は不登校になったときに最初に行くべきところ・頼るべき人について聞いてみることにしました。

 

【アンケート】不登校になったら最初にどこへ相談に行けば良いか?

今回も不登校向け情報発信Twitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」で以下のようなアンケート調査を行いました。

すると不登校経験者・保護者の方々から約90件ものコメントいただきました。

それでは不登校経験者・保護者の皆さんの意見をいくつかピックアップして見てみましょう。

不登校経験者・保護者のコメント

この他のコメントはコチラから読むことができます。

 

それぞれの相談先のメリット・デメリット

学校の先生・担任

メリット

・子どもの学校での様子を深く知っているので、具体的な対応をしやすい。

デメリット

・教員個人の理解・力量に左右される。
・不登校に関する理解がまったくない教員もいる。
・学校・教員によってできること・配慮がバラバラ。
・事実として学校内でできる範囲でしか対応はできない。

病院

メリット

・医学的知見によるアドバイスを得られる。
・治療による心身の症状の回復。

デメリット

・必ずしも不登校に関して理解があるとは限らない。
・根本的な解決には至らない。
・薬の服用による副作用の理解も必要。

スクールカウンセラー

メリット

・専門なアドバイスを得られる。
・話をしっかりと聞いてくれる。

デメリット

・当たりはずれがある。
・カウンセリングだけで実質的な問題解決に繋がらない場合がある。
・カウンセリングを受けるまでに時間がかかることがある。

フリースクール

メリット

・専門アドバイスを聞ける。
・実質的な解決に繋がりやすい。

デメリット

・フリースクールに入ることのメリットばかりの言われる可能性がある。
・そもそもフリースクールが近くにない。
・フリースクールによって方針が異なる。
・お金がかかる。

Twitter・SNS

メリット

・不登校経験者と繋がれる。
・共感を得られ安心感がある。
・一般的には出回っていないような不登校に関する情報を得られる。
・不登校の子どもの気持ちも知ることができる。

デメリット

・情報や共感は得られるが実質的な解決には至らない。

 

まとめ

今回は、不登校になったときに最初に行くべきところ・頼るべき人についてのアンケートをまとめました。

経験者のコメントからどこの機関にもメリット・デメリットがあることや、当たりはずれもあることが分かりました。

そのため、1つの機関や人だけに相談・頼るのではなく、いくつかの場所で相談に行ってみて、自分が信頼できると思えるところと繋がると良いと思います。

また、学校に行く行かない関係なし普段から相談できる多様な居場所を作ることを心がけておきましょう。

 

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