どうも、Twitterで「学校は行かなきゃいけないの??」というアカウントで不登校や教育について発信をしているジーコです。
このアカウントを運営していると不登校・苦登校している子どもたちの「学校に行くのが辛いけど、親が学校を休むことを許してくれない」という言葉をよく目にします。
Googleで『学校に行きたくない 親』と検索してみても、『学校に行きたくない 親がゆるしてくれない』、『学校に行きたくない 親に言えない』などの予測検索候補が出てきました。
親に不登校の理解がないことで悩んでいるという子どもたちが多くいることが伺えます。
そこで、今回Twitterで『不登校を理解してくれない親を説得する方法』についてのアンケートを取ってみました。
もし、今、親が不登校を許してくれなくて悩んでいる方は、このアンケートの回答を参考にしてみて下さい。
不登校を理解してくれない親を説得する方法についてアンケート
このようなアンケートを取ってみました⇩
【急募2】
「親が学校に行かないことを認めてくれない」という子どもたちの声をよく聞きます。そこで、質問です。
不登校を認めてくれない親をどのように説得すればいいですか?
— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) 2019年1月29日
すると、たくさんの回答を頂けたので、いくつかピックアップして、まとめたいと思います。
不登校を理解してくれない親を説得する方法
親ではなく、外部のカウンセラーやネット相談などに、「学校に行きたくない。つらい」気持ちを伝えて、相談します。
そこで得られた答えを親に伝える、というのはどうでしょうか。
— タント深緑
現役養護教諭です。理屈で通そうとしても難しいんじゃないでしょうか。毎朝、お腹が痛いと言って起きない。それを繰り返す。のらりくらりととにかく粘る。理由なんていらない。親が疲れてあきれて諦めるまで。簡単なことじゃないけど根負けさせれば子どもの勝ち。
— ゆきんこ (@snow_smile06) 2019年1月29日
親は『学校には意味がある。意義がある』という意識が強いです。
「学校に行きたくない」だと逃げに見えてしまうのです
『学校に行く以上の意義や履修や方針。目指すもの』を提示してくれて、それに対する意欲を見せてくれれば…
『学校以上に学んでいる』と思わせてくれたら親も安心出来ます。— さらなん@インスピレーター (@saranaruhiyaku) 2019年1月29日
学校に行かなくても勉強しているところを見せる。時間は学校より長くする。
親には高卒認定試験を受けると伝えるといいかも知れないです。
勉強している姿を見ればある程度安心し認め貰えると思います。ただし学校の時間にテレビ見てたりダラダラしてたらアウトです。— さくらんぼ (@mini3kura) 2019年1月30日
親にツイッターをやらせて貴方のアカウントをフォローさせるのはいかがですか?
— Zanne d'Arc®︎
本音を言うと、子ども部屋で
「死にたい」「消えたい」と
書いたメモを見つけた時に、ようやくハッとしました。全く聞く耳を持たない親には、この位の衝撃がないと…子どもの辛さには気がつかないのかもしれません。
— まん丸 (@ayczQw9tGbkSUG3) 2019年1月30日
不登校を理解してくれない親を説得する方法まとめ
- 学校に行かなくても勉強はできるということを示す
学校に行かずに勉強する方法を調べて親に教える。
勉強をする姿・成果を見せる。
参考:[無料オンライン学習教材おすすめ5選!][不登校になってからのおすすめ勉強法と過ごし方] - 『先生、学校は行かなきゃいけないの??』のアカウントを親に読ませる
他の不登校の子を持つ親の意見を見せる。
学校以外の学び場があることを知らせる。 - 「学校に行くことが苦しい」ということ分かりやすくアピールする
苦しんでいるという内容の手紙・メモに書く。 - 親が諦めるまで休み通す
体調がすぐれないことにして休む(実際に、苦しく思っているので嘘ではないですよね) - 第三者の大人から親に伝えてもらう
- 外部に相談してその結果を親に伝える
「24時間子供SOSダイヤル」では無料で24時間電話で悩みを相談できます。
など、様々な方法が出されました。また、Twitter上には今回取り上げた以外のコメントも沢山あるので、参考にしてみて下さい。
まとめ
今回のアンケートで、様々な説得方法が出されましたが、人によって効果的な方法が異なると思います。また、これらの方法が絶対上手くいくとは限りません。
ただ1つ言わせていただくと、残念ながら何も行動しないで分かってくれる・理解してくれるような親はほとんどにいません。
何故なら、ほとんどの大人はこれまでずっと「学校に行くのは当たり前だ」という価値観で何十年も生きてきたのです。
その価値観が自然にガラっと変わることはありません。
しかし、分かってくれないからといって親は『自分の敵』というわけではありません。
親はきっと我が子の幸せを望んでいるはずです。
だからこそ、自分が経験したことのない「学校に行かない」という選択を不安に思っているということを分かってあげて下さい。
親もあなたと同じ人間です。完璧ではありません。
あなたが親の思い通りに動かないように、親もあなたの思い通りには動きません。
それは同じです。
変えることができるのは自分のことだけです。
相手が理解してくれるかは分かならいけれど、できることは自分から分かってもらえるように行動する事だけなのです。
是非、主体的に行動を選択してください。まずは学校に行かない場合の選択肢は何があるか調べてみてはいかがでしょうか?
あなたの幸せを心から願っています。
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