どうも、「学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントで不登校問題を中心に発信活動をしているジーコ(@laolaos_koji)です。
現代では、学校に行っていない状態のことを総じて『不登校』と呼ばれています。
そして、この『不登校』という言葉が「学校に行っていない子」の勝手なイメージを作ってしまっています。
しかしながら、一概に『不登校』と言えど、子どもたち一人一人には全く異なる状況があります。
そこで、今回は不登校経験者とその保護者に自分にとって『不登校』とは何なのか聞いてみました。
あなたにとって『不登校』とは?アンケート
今回もTwitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」で以下のようなアンケートを取りました。
【急募】
不登校経験者及びその保護者にお聞きします。ずばり、あなたにとって『不登校』とは?
あなたのお考えを教えて下さい。
リプ欄にコメントをよろしくお願いします。#RT希望— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) March 11, 2020
すると不登校経験者及びその保護者から約150件のコメントをいただきました。
いただいたコメントの中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
ここから始めるですかね。
選択肢の1つとして登校を拒否して不登校になって良かったです。
あの時に何も解決しないまま学校に行かせていたら、私の息子は今頃は私の側には居なかったと思うから。
瞬時に行かせたら危ない!と判断出来て良かった。— 滝田美帆 (@8580Nya) March 11, 2020
これまでの目の前にある事が当たり前、普通でないことに気付けた出来事。
生きている事、学校に行く事、人と話す事、笑う事,,,
全て特別な事だったと気付いた。— あんころもち (@UFhKowSBScFvm1X) March 11, 2020
死なない為の手段ですかね
不登校をしなかったら、
確実に心は壊れたと思います— 羽も岩も猫も犬も🎵 (@dCKgjEh4kFFzIkA) March 11, 2020
私達親子にとって不登校とは
生き地獄です。
路頭に迷った時
頼りたい人は応えてくれず
精神も肉体も衰弱してゆく我が子は常に死を望み闇の中そこから脱出するまでには本当に地獄
— いじめ 不登校児になって(つむぎ) (@aW6Mpwxaympu5ED) March 12, 2020
信頼関係を深める時間。
泣いたり笑ったりケンカしたり今まで以上に共に過ごす時間。
親子水入らず、子供と過ごす日々を作ってくれた時間。
この時間を楽しもう😊— ロールパンナ (@anpanman4400111) March 11, 2020
「初めての主張」です。
自分の心が完全に壊れることを察知したのか、「教室に行きたくない」と強く親に訴え、私の不登校が始まったからです。
今まで「良い子」だった私は、主張や我がままをいう術を知りませんでした。— Hina (@hinarei1700) March 11, 2020
不登校は、コップに水をいっぱいにするかのように、心や身体を満たす時間だと思う。コップに水を入れる時間は、蛇口かもしれないし、雨水のごとく少量ずつかもしれない。それが不登校の期間だと思う。
— i will win (@IKenken19368148) March 11, 2020
経験者です。
自分の言葉では上手く言い表せないのですが、河合隼雄さんの本に書いてあった「不登校はさなぎの時期」という解釈が好きです。
さなぎの時期があったからこそ、今の自分があるんだなと。
— ゆうり@学童の支援員 (@Rwy73045247) March 11, 2020
勝手につけられたレッテルであり、教育の選択肢の少なさにより教育を受ける機会を侵害された証拠
— ふわわんこ (@fuwa_wanko) March 15, 2020
転職ならぬ「転学」
学ぶ方法やその場所を変えること。あるいは「自律」
自分が何時にどこで何をするかを自分で決めること。
幼なく未熟でも、カルガモの雛なんかは生まれて1日かそこらで巣を出てしまう。一方で巣の中で一生懸命飛ぶ練習をして飛べるようになってから巣を出る鳥もいる。どっちでもok— 坂田はな (@takofune) March 12, 2020
常識との戦いです。
— だるま (@E2MliGe3n9UpTCs) March 11, 2020
助けを外に求めるすべ、かな。
担任原因だけど、クラスには同じ理由で我慢したまま通ってる子も多い。
娘だけ不登校してるから学校からは個人の問題にされちゃうけど、問題提起しないよりマシ!
— hiyumi 小6(不登校解消傾向)小2.年少 (@xinonotamy3241) March 13, 2020
リスタートかなと思います。
親も子も生活や考え方が変わり、それまでと違う道を歩き始めました。子育てのやり直しをさせてもらい、自分自身と向き合う機会にもなりました。— あお (@b3l1u0e5) March 11, 2020
不登校でした。
学校行く夢をみるぐらい学校行きたかったです。
でも行けなかった…。
青春を棒に振ってしまったと思う反面、やっぱり過去に戻っても絶対に学校に行く事はないだろうとも思います。不登校とは後悔と諦めです。
— ハンドメイド雑貨welm (@welm_creative) March 11, 2020
考えないって怖いな、そういう人が案外多いんだなと身にしみた出来事。
— koreichiban (@koreichiban) March 12, 2020
不登校は「学校に行かないこと」
それ以上でもそれ以下でもないと思います不登校をしてみないと
自分自身が傷ついていることに
子ども自身が気づくことができないくらい
自分と向き合う時間が取れていないことに
ひとりの大人として
反省することがたくさんあります— シンジ (@kodomowosinnji1) March 15, 2020
以上、これらの他のコメントもコチラから読むことができます。
まとめ
今回は不登校経験者及びその保護者に「あなたにとって『不登校』とは?」について聞いてみましたところ沢山のコメントをいただきました。
皆さんのコメントを読んでみて、改めて同じ『不登校』という言葉で表していたとしても色んな感じ方があるのだと考えさせられました。
読者の皆さんの中にもコメントを読んで「そんな見方もあるのかぁ」と思った方も多いのではないでしょうか?
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