「先生、学校は行かなきゃいけないの??」というTwitterアカウントの運営と、親子オンラインスクール『cocowith』の共同代表をしているジーコです。
不登校になってたぶん一番気になること、悩むことは学校に行かない間の時間をどう過ごすか?そして、どう勉強していけばいいか?だと思います。
そこで、今回はTwitterアカウント「学校は行かなきゃいけないの??」で、不登校の時の勉強方法と過ごし方についてアンケートを取りました。
不登校になったときの勉強方法・過ごし方についてのアンケート
今回は、学校に行っていない時の勉強方法・過ごし方について以下のように聞いてみました。
【急募】
不登校経験者とその保護者の方にお聞きします。学校に行かないときの勉強方法について教えてください。
また、これは良かった・効果的だったと思える学校に行かない時の過ごし方はどんなことでしたか?リプ欄にコメントをよろしくお願い致します。#RT希望
— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) 2019年7月5日
すると前回のアンケートをはるかに上回る140件以上のコメントをいただきました。
回答をくださった皆様、ありがとうございます。
今回は、その中からいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
(紹介しきれないコメントが沢山あるので、是非、コチラから他のコメントも読んでみて下さい)
不登校になったときの勉強方法・過ごし方の回答
元不登校児の母です。中学不登校時は簡単な問題集を渡していたら調子の良い夜に自分で勉強していました。中学では追いつけなかったけど、通信制高校に入ってからネットで勉強するようになり基礎的な学力は付いてきてきました。親の試練は「勉強しなさい」というのをやめることでした。効果ありました。
— うさママ@原田メソッド認定パートナー (@NoQDOhbVgZTe306) 2019年7月5日
不登校だった中学三年間はYouTubeとゲームに没頭していました。
高校に入ってからは教科書を楽しそうに読みふけっています。
通信制高校なのに、レポートを書くのも忘れて教科書を読んでいたりします。
方法というより、本人が何に興味を持つか、なのかなと思います。— さよ子 (@tonomamadadamam) 2019年7月5日
うちの子は勉強に全く興味を示さなかったので、教科の勉強にこだわるより生活の中で学ぶことを意識しました。買い物で割引のシールついてるパンとか買っていくらになるか聞いたり。アニメとか一緒に見て言葉の意味聞いてみたり。メルカリで家の不用品出品して発送したり。
— 立山剛
一番は読書(図書館が近所なので)
後は、新聞を読むことが国語や社会の勉強になりました
他には簡単な家事を通して家庭科とか
ボランティアを通して人とコミュニケーションをとるとかも
今思えば学校的な学びではないけど、社会勉強でしたね— 🎀よしみ🎀@よっしー (@rinanan_jasmine) 2019年7月5日
小1の夏から不登校だった次男は全く何も勉強はせずに奇跡的に小4で復帰しましたが現在小5真ん中辺の成績です
不登校時代はとにかくエネルギー不足で勉強ってのは元気じゃないとやる気にならないんだなと彼を見ていて実感しました— 🍙豆山米蔵🍙@たねの会(杉並区の不登校小学生の親の会) (@mameyamacomezou) 2019年7月5日
追記。
うちの子は、タブレットでやる勉強は良いみたいです。
公文もやらせていますが、鉛筆で書くタイプのものは、やりたくない度がアップするみたいです。— ゆう (@yuyasayumi) 2019年7月5日
外の世界との関係は閉ざしたくなかったので、学習塾と図書館など平日昼間自由に行ってよい場所を決めていました。学習塾には事情を話して平日昼間の主に大学受験の浪人生しか来ない時間帯にも自習室の利用を許可していただきました。
— j_okuyan (@j_okuyan) 2019年7月6日
進研ゼミもよかったですよ!
今はタブレットでのサービスもあるようです💻
スタディサプリなど、今は自習のアイテムが充実しているので、学校に行かないことは全くハンディにならないと思いますよ!
あと私はサッカーチームにも入っていたので、それで完全に引きこもるということは避けられました⚽— 元不登校から日本語教師になった男yasu・일본어 강사 (@YasuTeacher) 2019年7月5日
電子教材「すらら」はリアルタイムで教科担当と担任に学習状況ご伝わります。提出したノートや課題などと共に平常点に加算されます。
学校から配布されるプリントがわかりやすいのと、課題もパワポでレポート作ってオンラインで提出するものが多いので助かっています。— 佐々木 助三郎 (@foolish_bird) 2019年7月5日
小学校の時に4年生の時半年不登校時期がありましたが4年生時1年間家庭教師の先生に教えて貰ってました(*˙︶˙*)و
身体を動かすのが大好きだったので運動したり、母親の実家が農家で泊まって自然と触れ合ったりしました。不登校になった原因はよく思い出せません。— しろい石
ゆるいフリースクールで毎日遊び過ごし癒され“学習に枯渇する体験”を存分にしました。美術や芸術や科学や講座に触れる旅行にもたくさん行きました。
そして、教科書の内容がふと気になったようで「いーぼーど」を真剣に繰り返し見るようになりました。「いーぼーど」すごくわかりやすかったようです。— ずずり
それが効果的だったどうかは分かりません。最初はわたしの不安から家での時間割を決めたりして「家を学校化」していたのですが、全く効果がなかったように思います。
まずはのびのび過ごすことが大事なのかなあ、というのがわたし個人の感想です。長期だとまた違うのでしょうね。
— も子
勉強方法についての回答のまとめ
〇通信教材・タブレット教材を用いる(無学年式教材すらら、スタディサプリ 、【進研ゼミ中学講座】 、スマイルゼミ 、いーぼーど)
〇Youtubeで勉強する(とある男が授業をしてみた、中田敦彦のYouTube大学、予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」)
〇生活の中での出来事を学びに繋げる
〇図書館に行く
〇学校のプリントやドリル
〇塾や家庭教師(オンライン家庭教師e-Live)
過ごし方についての回答のまとめ
〇何もしない
〇好きなことだけをやる
〇まずは家でのびのび過ごさせ、エネルギーの回復
〇保護者が「勉強しなさい」と言うのを止める
〇ボランティア活動など学校以外のコミュニティとの繋がりを作る
〇自然に触れさせる
不登校になったときの勉強方法・過ごし方のまとめ
今回は、Twitterアンケートで学校に行かない間の時間をどう過ごすか?そして、どう勉強していけばいいか?について聞いてみました。
アンケートのコメントを読んでみると「不登校中は何もしなかった」というようなコメントが多くあったように思います。しかし、その一見、何もしていない期間に多くのことを考えていたのではないかと思います。
そして、その期間があったからこそ、『今』があるのだと思います。
不登校の理由は人それぞれですが、中には学校に行っていた間に全てのエネルギーを使い切った子たちもいます。
彼ら彼女らは勉強しないのではなく、勉強をするだけのエネルギーがないほど疲弊してしまっています。
なので、そういった子にはまず、家が安心でき、エネルギーを十分に回復できる居場所であることが重要です。
その上で、エネルギーが溜まったら親子で一緒に一歩前へ進んでみましょう。
是非、そのときの参考にしていただければと思います。
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✅無学年式教材すらら
不登校の子の学校の出席扱いにも対応しているネット教材。学年にとらわれずにどこからでも学び直したり、どんどん先に進んだりもできる「無学年方式」を導入している。
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eスポーツをプロのゲームトレーナーから学ぶ習い事。ゲームを通じて脳を鍛えたり、コミュニケーション能力を高める教育プログラム。
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✅親子オンラインスクールcocowith
親子で自立・自走を目指す新しい形の親子の学び場・居場所。3カ月間で保護者はコーチングを学び、子どもは選択肢を広げ、やりたいことを見つけていく独自カリキュラム。