どうも、元ラオスの青年海外協力隊のジーコです(@laolaos_koji)
今回はラオス旅行者には難易度の高いビエンチャン市内を走るローカルバスの乗り方について解説します。
ローカルバスに乗れるとトゥクトゥクだと10万キープ(約1300円)かかってしまうような場所でも7000キープ(約90円)くらいで行けたりしちゃいます。
これはかなりお得なのでビエンチャンを旅行する際には是非マスターしておきたいですね!!
ローカルバスを乗りこなすための3ステップ
これさえ知っていればローカルバスも怖くない!!
ビエンチャン市内のバスを乗りこなすためには大きく3つのステップがあります。
ちゃちゃっとマスターしてしまいましょう!!
ステップ1に進むその前にビエンチャン市内のバスについての情報が1つあります。
ステップ0:バスの種類を知ろう!
ビエンチャン市内を走るバスには大きく分けて2つあり、上の画像のような大型のバスと下の画像のような「ドイサン(ソンテウ)」と呼ばれるトラックの荷台に座席をつけた乗り合いバスがあります。
基本的には、この2種類のバスは同じルートを走っているので、どっちに乗っても目的地まで運んでくれます。料金は大型バスとドイサンのどちらに乗っても基本的に同じです。(ちなみに「基本的に」と書いているのは、突然ルートを外れて走ったりするイレギュラーが時々発生するからです。笑)
ステップ1:ビエンチャンのバスルートを知って、Lao-BusNaviを使いこなそう!
ビエンチャン市内を走るバスは全部で14ルートあり、ルートによって料金が異なります。
この14のバスルート&料金とGPSでバス(大型バス)の現在地が分かる『Lao-BusNavi』というサイトがあります(上の画像)https://lao.busnavi.asia/
このサイトはJICAの「日本の中小企業によるビエンチャン市のバス運行改善事業」で、ビエンチャン市と共同で運営しています。
androidアプリもあるでダウンロードしておくと良いですね。https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fglaos.laobusnavi&hl=ja
Lao-BusNaviの使い方
Lao-BusNaviでは、自分が使うルートだけ選択してバスの走行状況を見ることもできます。
例えば、このツイートを見て⇩
ターゴーンの屋形船に乗って、船に揺られながら昼食を食べてきました。
ラオスに来た際には是非!
ぼくのオススメスポットの1つです😆 pic.twitter.com/mXQCWg8nwr— ラオスのジーコ@トークンハウス (@laolaos_koji) 2017年8月2日
ターゴーンという場所に行きたいと思ったときは、まずグーグルマップで位置を確認します。
そして、Lao-BusNaviでターゴーンに向かうルートを見つけ、選択します。
すると、下の画像のようにターゴーン行きのルートだけが表示され、バスの現在地を確認することができます。
バスの現在地が分かったら、そのルート上でバスを待ちましょう。
ラオスには基本的にバス停がないので好きなところで乗って、好きなところで降りることができます。(ちなみにワッタイ国際空港からタラートサオバスターミナルまでの循環ルートだけバス停があります)
補足:ドイサンの現在地はマップには表示されません。また、GPSをオンにしていないマップには表示されないステルスの大型バスも走っていることがあります…。
ステップ2:バスを停めよう!
先ほど述べたように、ラオスにはバス停がないので、バスを停めるには目的地へ向かうルート上でタクシーを停めるように手を挙げてアピールする必要があります。(ドイサンも同様に手を挙げると停まります。)
こんな感じです⇩
一応、バスのフロントガラスの部分に行き先が書いてあるのですが、ラオス語なのでわからないですよね…。
なので、バスに乗る時に運転手さんに「パイ○○(行き先)ボー?」(○○へ行きますか?)と聞いてみましょう。
正しかったら「メーン」or「ドーイ」、違ったら「ボー(ボーパイ)」と言うと思います。
補足:⇩これは暗黙のルール的なものですが、女性はお坊さんの横に座らないように気を付けましょう。
ラオス・ビエンチャンのローカルバスに乗ると……
前の方は一般人、後ろの方はお坊さんが座るルールがあります。
お坊さんは女性に触れていけないので自然とできたルール。 pic.twitter.com/zh49dRaqrV
— ラオスのジーコ@トークンハウス (@laolaos_koji) 2018年11月29日
ステップ3:バスを降りよう!
何度も言いますが、バス停がないので「次は○○です」というアナウンスもありません。
GPSで自分の現在位置を確認して降りましょう。
大型バスの場合は押しボタンがあるので、降りたいと思ったタイミングでボタンを押しましょう。
ちなみにドイサンの場合は押しボタンがないときがあるので、降りたいタイミングで車を叩くか「チョッデー」(止まってください)と大きな声で言いましょう(笑)
料金はルートによって予め決まっていますが、分からいときは「タオダイ?」(いくら?)と聞きましょう。
以上のステップでビエンチャン市内のバスを乗りこなしましょう!!
まとめ
ステップをまとめると
⓪大型バスとドイサンのどちらも乗れる
①Lao-BusNaviでバスの走行ルートを予め知っておく
②バスに乗る時は手を挙げてアピール
③降りる時は降車したい場所でボタンを押す(アピールする)
これさえ知っていればローカルバスは乗りこなせます。
ローカルバスは安いだけでなく、ラオスの文化や習慣を垣間見ることもできるので、是非、ビエンチャン市内のローカルバスにチャレンジしてみてください。
面白い発見がたくさんあると思います!!