どうも「学校は行かなきゃいけないの??」の運営しているジーコ(@laolaos_koji)です。
普段「学校は行かなきゃいけないの??」Twitterアカウントを運営していて、最近は不登校を肯定的に捉えている人が増えているように感じています。
しかし、一般的には少数派である不登校を肯定できるようになるまでには色々と大変だったのではないかと思います。
そこで前回の「通信制高校で良かったこと、大変だったこと」のアンケートに引き続き
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今回はこんなことをフォロワーの皆さんに聞いてみました⇩
【急募】
現役不登校もしくは不登校だった方(の保護者)に質問です。「学校に行かない自分(の子)を肯定できていますか?」
加えて、学校に行かないことを肯定できるようになったきっかけなどがあったら教えてください。リプ欄にコメントよろしくお願いします。#RT希望
— 先生、学校は行かなきゃいけないの?? (@namonakigakkou) 2018年11月26日
「学校に行かない自分(の子)を肯定できていますか?」アンケート結果
529票あったうち閲覧用の投票を除くとの不登校経験者及びその保護者317人(四捨五入)からの投票がありました。
内訳を見てみると、
69人
163人
85人
多く人が不登校になって途中から肯定できるようになったということが分かりました。
また、「最初から学校に行かなくても良いと思っていた」が「肯定できていない」よりも多いという結果でした。
学校に行かないことを肯定できるようになったきっかけ(保護者の場合)
最初は、不登校ということは、"不”だから我が子はいけないことをしているというイメージでしかありませんでした。しかし、無理にでも行こうとする我が子を見ていたら、そっちの方がいけないように思うように気持ちに考えに変化が。ただ、母親が肯定しても父親は肯定しないなら溝は深まるばかり。
— 保育楽しも〜会 (@k9RNOKeu5o11INg) 2018年11月26日
ネット探索したり経験者の話をきいたり本人との会話の中で、学校に行きたくても居場所と感じられる場所でないので足がどうしても向かないのだということが分かってきてから肯定できるようになりました(サボりじゃない)。
— matu (@matu_has) 2018年11月27日
途中から肯定、でした。
本人の気持ちが「行きたいのに行けない」から「行きたくないから行かない」に変わったことがきっかけです。
本人がどうしたいかわからない混乱した状態のときは肯定も否定もしない状態でしたが、行かないと決めてからは全肯定でした。— 石田愛@パソコンの苦手克服アドバイザー (@pc_ishidaai) 2018年11月26日
自分が不登校経験者でした。でも自分のようになってほしくないっていう思いがあり最初は無理矢理行かそうとしたり可哀想な事をしました。段々と娘の心が壊れるより笑顔で元気に過ごして欲しいと思うようになりました。勉強のハンデはあるけど学校だけが全てを学べる場所ではないので今は全肯定です😁
— ちゃー (@R3biLo) 2018年11月27日
途中から肯定ですね
学校行く事が当たり前やと思ってたし、どちらかといえば私の身内が学歴重視の思考でしたので、輪をかけて肯定しにくい状況もあった
不登校、発達障害に詳しい親戚に話をきいて理解、肯定できました
知ることで、次に動けた
動くと出会いがあり、考え方も行動も広がりました— もっちゃん (@gachapon_41) 2018年12月5日
保護者の方々は、色々な人からの意見を聞くことや我が子の様子を見て、肯定に変わった方が多かったようです。
学校に行かないことを肯定できるようになったきっかけ(当事者の場合)
一時期学校の友達に遭うのを避けていたときに、親に「自分が選択したんだから堂々としなさい」と言われた瞬間です。
— kento kurakata (@messi10kingkk) 2018年11月26日
昔は肯定できませんでした。今は、どちらでもいいと思っています。肯定できたのは、海外の学校文化に触れた時です。学校での勉強は、「権利」なんだと実感しました。日本は義務教育の環境を考えねばならないと思います
— Kito@学校外ネットワークF (@sa4omXz5Tx9ZK7a) 2018年11月27日
今更のコメント失礼します元不登校児です。
自分は両親特に母が無理に行かせて引きこもりだったり最悪死なれたらたまらないと言うことで学校に行くことよりも母と出かけることを優先してくれていました、おかげで中学途中からはフリースクールに毎日通い今でも連絡を取り合う仲間ができました。— 小さなペガサス卍。🎌 (@tisana_pega) 2018年11月30日
不登校経験者はやはり大人からの言葉によって肯定できるようになった方が多いようです。
身近に理解してくれる大人の存在が大切なようです。
まとめ(感想)
今回のアンケートでは不登校を肯定できているかについて聞いてみましたが、ぼくが思っていた以上に不登校であることを肯定している方が多いということが分かりました。
しかしながら、それは「学校は行かなきゃいけないの??」のTwitterアカウントの周辺の方々だからだと思います。
TwitterなどのSNSなどをやっていない人はこういった不登校を肯定するという価値観に出逢うことは、まだまだ普段のリアルの生活の中では難しい現状ではないかと思います…。
SNSがより世界を広げるツールとして普及すればいいのなと思います。
今回のアンケートして1つ言っておきたいことは、今「学校に行かない自分(の子)を肯定できていない」と思っている方も、そんな自分を責める必要はないということです。
これまで学校に行くのが当たり前という環境で育ってきたわけですから、その価値観を変えるのは簡単な事ではないと思います。個人差あると思いますが価値観を変えるのに抵抗があるのは当然だと思います。
事実、学校に行かない事は一般的には少数派であり、まだまだ学校に行かない事に対して肯定的でない人も少なくないと思います。
しかし、やはり考えてもらいたいのは「自分(の子)の人生において本当に大切な事は何なのか?」ということです。
今はまだ先が見えなくとも、自分(の子)を認めた先に新しい道がきっと見えてくるはずです。
次回のTwitterアンケートはコチラ⇩
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